オフィスの引越しや移転の際に力をかしてくれるのが、オフィス仲介業者です。基本的には自社のオフィスの希望を伝えることで、その条件にマッチした新しいオフィスや事務所を紹介してくれます。オフィス仲介業者を選ぶときは、ある程度コツが必要です。最も好ましくないのは、「知り合いの不動産業者に依頼する」ということでしょう。
オフィス仲介業者は、特別オフィス関連の資格を保有しているわけではありません。不動産を取り扱う資格があれば、問題なくオフィス物件の紹介は可能です。ここで単なる貸しスペースや空き室を紹介されても、オフィスとして利用することが出来なければ社員が困ってしまいます。紹介ではなく、きちんとオフィス仲介の実績を持つ業者に依頼すべきです。
仲介業者の中には、地域に特化して仲介を行ってきた業者や、オフィスに特化して依頼を受けてきた業者が存在します。オフィスそのものが少ない地域の場合は、地域に特化している業者のほうが良い物件を知っている可能性が高いものです。古くからの住宅街や商店街が多い地域は、そもそもオフィスビルや物件が少ない傾向にあります。そんなとき、オーナーとのやり取りが長年にわたる業者のほうが、良い物件を紹介してもらいやすいのです。
ただし、中には再開発の動きを受けて新しいオフィスビルが建てられた地域などがあります。オフィス仲介を中心に行ってきた業者は、こうした動きに敏感です。地域と自社ニーズにあわせて仲介業者を選択することが、最も大切なコツと言えます。オフィス仲介のことならこちら