オフィス仲介業者は、オフィスをかりたいという人を適切なスペースにマッチングする業者です。事務所移転や新規開設をする際に、オフィス仲介業者の力をかりることが現在では一般的な流れとなっています。オフィス仲介業者には、「特定エリアに特化した仲介業者」や「ベンチャー向けオフィススペースを熟知している仲介業者」といった得意分野を持つタイプが多いものです。自分でオフィス仲介業者を選ぶ際は、どの分野が得意であるかを見極め、ニーズと合致した仲介業者に仲介を依頼しましょう。
仲介業者はまず、どのような物件が好ましいか、エリアや賃料、坪数などをヒアリングするものです。出来るだけここは素直に回答し、新しい地域で働いている様子を思い浮かべながら回答することをおすすめします。具体的なイメージを共有したあとは、いよいよ実際の空き物件の提案と内覧の段階に移行します。手元にある画像や間取り図が資料として配布されることもあり、その中から興味のある物件のみをピックアップして閲覧するという方法もとられることが多いでしょう。
このときオフィス仲介業者が、原状回復や管理会社の特徴を的確に把握しているか、チェックが必要です。質問や疑問が発生したとき、対応してもらえるかどうかがわかります。問題をスピーディーに解決してくれる仲介業者は、安心して依頼が出来るものです。実際に現場を見学したときに、リフォームする必要があるような物件は広さや他の環境を考えて、比較することが大切と言えます。